安藤アイクリニック

診療案内

ドライアイ

テレビやパソコンに囲まれ、目が酷使される現代では"目が疲れやすい"あるいは"なんとなく目に不快感を感じる"などの症状を訴える方が増えています。
「パソコンをよく使う」「テレビを長時間見る」「車の運転をよくする」「空調の効いた部屋で長時間過ごす」「コンタクトレンズを長時間着用する」などに当てはまる方はドライアイになる確率が上がります。

重症になると、視力が低下したり、目の表面に無数の傷がつく場合もあり、目が痛くなることがあります。
気になる症状のある方は、お早めにご相談ください。

白内障

白内障の症状は、目のかすみや視力の低下などのごくありふれたものです。
これらは、白内障の以外の多くの病気で現れ、その中には少しでも早く手を打たなければならない病気もありますので、白内障を自己判断することはとても危険です。
自覚症状や見た目に眼球が白く濁っていなくても、検査をすると水晶体の濁りが見つかる方が、40代でも30%、50代で50%、80代ではほぼ100%の方に白内障が確認されます。

その他、母親の体内で風疹に感染するなどが原因で生まれつき白内障になっているケースや、目の怪我やステロイドなどの薬剤の副作用から白内障を起こす場合もあります。

緑内障

高眼圧によって、眼球の後ろにある視神経が圧迫されて障害を起こし、視野が狭くなっていく病気です。
一度障害を受けた視神経は、再生することができないため、失明する危険を伴う大変怖い病気と言われています。緑内障で失われた視野を治療で回復させることができないので、早期発見・早期治療が大切です。

出来る限り進行速度をゆっくりさせることが治療目的となります。
緑内障は初期では自覚症状があまりなく、人間ドックなどの検査により発見されるケースが多いと言われております。また、近視の方で、眼圧があまり高くないのに緑内障を発症する患者さんもいらっしゃいます。

高齢化に伴い、緑内障の患者さんは徐々に増加しています。40歳前後になったら、一度眼科検査をおすすめします。

ぶどう膜炎

ぶどう膜とは、虹彩、毛様体、脈絡膜という、目の大事な3つの組織を総称したものです。
これらは眼球全体を包み込むよう広がっています。
なにかしらの原因でこれらの組織に炎症が起こることをぶどう膜炎といいます。

ぶどう膜炎は様々な原因で発症しますが、日本では、ベーチェット病、サルコイドーシス、原田病が代表的な疾患です。
その他の原因として、細菌・ウイルス・寄生虫・カビなどが感染して起こるぶどう膜炎や、膠原病、関節炎、糖尿病、血液疾患や悪性腫瘍などに伴って起きるぶどう膜炎もあります。
ただし、様々な検査をしても、原因がわからない場合も4割程度あります。

加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症は、網膜の中心窩にある黄斑部が老化により機能が低下するために起こります。ものがゆがみ、中心部がぼやけてしまい、視力が低下します。両方の目で見ると、あまり気にならないことがあるので、必ず片目ずつで確かめます。

50歳を過ぎた頃から見られ、 高齢になるほど多くなる病気です。
「視力が良かったのに突然発病した」という気づく例が多くみられ、女性よりも男性の発症率が多いといわれています。

また、 新しい血管(脈絡膜新生血管)ができることがあり、滲出型というタイプに進行する症例があります、この新しい血管はもろいため、 血管からの漏出が多く、網膜の機能を低下させます。 また、出血を繰り返すことで視力が急激に下がり、 放置しておくと視力を失うことがあります。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病の三大合併症の一つです。
網膜には細かい血管が密集しています。そのため、高血糖状態が続くと眼内の血管が徐々に詰まって、網膜に栄養や酸素が届かなくなります。
そのような状態になると、網膜に新しい血管(新生血管)が生まれ、酸素不足などを補おうとします。

しかし、この新生血管はもろく、かつ、出血しやすく、悪化すると増殖膜を形成します、その結果牽引性網膜剥離を起こし、失明の原因にもなります。
糖尿病網膜症は、糖尿病になってから数年から10年以上経過して発症するといわれていますが、患者さんの中にはかなり進行するまで自覚症状がない場合があり、まだ見えるから大丈夫という自己判断は危険です。
糖尿病と診断された方は、目の症状がなくても定期的に眼底検査を受けるようにしてください。

花粉症

花粉(アレルゲン)によるアレルギーのことで、主に目と鼻に症状が現れます。
花粉が目や鼻の粘膜に接触することでアレルギー症状が表れ、毎年、樹木や草花の花粉が舞う時期に繰り返して発症します。

※花粉症というと、スギ花粉を思い浮かべる方が多いようですが、日本にはスギ以外にも花粉症を起こしやすい植物の花粉が一年中飛散しています。

スギ・・・1月~5月
ヒノキ・・・3月~5月
スズメテッポウ、カモガヤ、イネなど…主に4月~9月
ブタクサ、ヨモギ・・・8月~10月

コンタクトレンズ

コンタクトレンズは高度管理医療機器であるという原点に立ち、患者さんの目の健康は、コンタクトレンズの安全性の確保であると考えています。

最近はコンタクトレンズにより目の不調を訴える患者さんも増えておりますので、コンタクトレンズは適正に使用し、常に使用状況を確認していく必要があり、眼科医による診察が必須です。
コンタクトレンズに関わる診察については、必ず眼科医のいるクリニックを受診するようにしてください。

当院ではコンタクトレンズの処方を行っておりますので、安心してご相談ください。

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